サジー(シーベリー)とは?
サジー(シーベリー)とは?
サジー(シーベリー)は、グミ化の果実で、
高い栄養素を含む事から健康や美容に注目されていました。
約200種類以上の栄養成分が含まれています。
現在では299種類もの栄養分があると言われています。
グミ化の中でも「ヒポフェ属」で、化粧品の化学表記も
「ヒポフェラムノイデス果実エキス」などと記載されています。
果実から抽出するオイルやエキス。
種子から抽出するオイルなどを使用して
ジュースや化粧品の原料として使用されています。
また冷凍されて、そのまま食べる事も可能です。
サジー(シーベリー)の歴史
歴史の古い植物であるサジーは
ユーラシア大陸の広い範囲に自生していました。
古くは馬の治療薬として知られており、
サジーの葉や若い枝を飼料に加えることで、
急激な体重増加や光沢のある毛並みを
得ることができたとされています。
![](https://www.unaluna.jp/pic-labo/llimg/bayusaji.jpg)
サジーの学名「Hippophae」は、「輝く馬」という意味です。
旧ソ連では、栄養価が高い事と肌に良い事から
宇宙飛行士向けの宇宙食や
宇宙線保護クリームにも活用されていました。
サジー(シーベリー)には、種類がある?
サジー(シーベリー)には、6種12亜種が存在します。
主な種類は
ヒポファエ、
ラモノイドス
ゴニオカーパ
ニューロカーパ
ジアントセンシス
西蔵沙棘
サリシフォリアの6種。
亜種は
シネンシスサジー(ビコアサジー)
ユンナンネンシスサジー
トルケスタンサジー
モンゴリカサジー
カウカンシアサジー
カルパティカサジー
フルビアティルスサジー
ラモノイドスサジー
ゴニオカーパ
リタンジンシスサジー
ニューロカーパサジー
ステラトピオササジーの12種。
![](https://www.unaluna.jp/pic-labo/llimg/katatitigausaji.jpg)
果実の色・形状・成分・サイズなども様々です。
過酷な環境に適応するため
サジーが環境に応じ独自の進化を
遂げたと考えられています。
サジーとシーベリーって名前がなぜ違うの?
サジー、シーベリーの他にも多くの呼び名があります。
なぜかと言うと歴史の古い果実で各国に自生種があり、
それぞれ固有の名称を持ったためです。
![](https://www.unaluna.jp/pic-labo/llimg/namaetigau.jpg)
英語:シーベリー・シーバックソーン
中国:沙棘(サージ)、黄酸刺、
モンゴル:チャチャルガン
などと呼ばれ、日本では中国のシャージから
サジーと呼ばれるようになったと言われています。
ちなみに化粧品などの原料では
シーベリーと呼ばれていることが多いです。
- 2022.03.10
- 09:52
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